erforanceアドレスV125

 メガトン162ボアアップKIT!好評発売中!!

  サブコンも、いよいよ新発売!

 アドレスV125 最新パーツカタログ

2005年度より始まった「4サイクルプロジェクト」カメレオンファクトリーでは「アドレスV125」と「エイプ」をピックアップし、基本的な技術と新しい観点からの製品開発をこの2機種をベースに総合的に行っていくことになりました。このコーナーではよく問い合わせがある事や、V125開発裏話、新製品開発情報を始め、V125と楽しく付き合うための色々な情報を発信していきます。


V125用パフォーマンスサブコン バージョンアップしました!!

当製品は従来のバージョン(ver1.0)をアップグレードし使いやすさを向上させております。
製品は従来の性能以外に下記の新しい機能がつかえます。

●現在正規登録されてるユーザー様はもちろん無料でアップデートいたします!!

 サブコン子機だけを当社までお送りください。(正規ユーザー登録されてるお客様に限ります)

                                 なを、送料のみお客様の負担となります。

               新機能
 
エンジン回転のピークホールド機能が加わりました。
(走行後に「今何回転まで回ったか?」を呼び出して表示させることができる)
これにより、セッティング時に色々な組み合わせを比較する時
たとえば同じ距離でどちらが回転が上がるか?などが簡単に出来るようになります。

加えて最高速付近で前方より目を離しタコメーターを確認するといった動作から開放され
安全にエンジン性能の確認ができます。
操作は簡単に行えます。


カメファク+R2社 V125専用倒立タイプフル調整フロントフォークSET

アルミりだしボディー/ダイブ・リバウンドフル調整/インナーロッドはブラックコーティングの極太タイプ

超軽量でパワフルなアドレスV125をレースの世界でも有効に走らせるために当社がかねてからR2社とともに開発を進めていたのがこの「倒立タイプフロントフォーク」です。トラクション性能はもちろんのことV125の不足しがちな「サスペンションそのものの強さ」にも着目。本体に使う「ロッド径」まで入念に設計・製作し性能の為に一切妥協も無いV125のためだけの専用設計SUPERSHOCKです。

ユニットごとにNCで高精度に削りだされたパーツはブラックアルマイト処理され、1つ1つ専用の技術者に手によって組み立てられます。ボトム部にはダイブ(縮み側)の調整ねじが付いています締めこむとダイブ側が強く働きアンチフルボトム特性が強くなります。

フロントフォークの重要性能「ダンピング」いわゆるリバウンド(伸び側)の調整はサスペンション上部で行います。締めこむと当然ダンピングレートが上がり、いわゆる伸びにくくなっていきます。この二つの調整をベストにつめて行く事で各コースごとのマシンの挙動を自分好みにすることができ、レースシーンなどでは圧倒的なパフォーマンスを示します。

また、倒立タイプのため事実上の「バネ下重量」が軽くなり(タイヤと同じ上下運動する部分が小さい)ボトムケースタイプのフロントフォークに比べ構造的なアドバンテージがあります。

キャリパーサポートを別体としました。このことで将来大型のディスクブレーキを取り付けようとした場合、それようのサポートを製作しやすくなり、すっきりとした足回りになります。もちろんカスタム車ベースにもお勧めで、引きしまったフロントまわりはアドレスV125のシルエットを引き締め、パワーチューンを施したエンジンの走りにも余裕で対応します。

専用設計の倒立フォークですので、ノーマルの三又には取り付けできません。取り付けは専用に削りだしたステアリングステムを使用します。このステムだけでもかなりの軽量化になりますので、パワーウエイトレシオ等、考えられるメリットは色々あります。

細部にわたって肉抜きが施されたアルミ削り出しステアリングステムはクランプ部も大きく設計することで、ブレーキング時のフォークの動きをダイレクトにダンピングに結びつけるのに一役買っています。システム全体で「良く動くサスペンション」を設計していますので、トラクション性能はもちろん、高性能フォークの動きはブレーキング性能にも影響をあたえ、高い走破性を実現します。

アドレスV125専用究極のフロントフォークSETは近日発売予定です。   今シーズンのレースに間に合うよう急ピッチで最終テスト、組み立てを行っています。  ご期待ください。


カメファク+R2社 V125専用のSUPER SHOCKSついに完成。

アルミりだしボディー/ガス別体タンク/ダイブ・リバウンドフル調整/ロッド径は14mmでコーティングの極太

製品にはサーキット走行時にバンク角を上げるためのスペシャルアダプターが標準で付いています。サスペンション自体の長さはノーマルと同じ320mm

アドレスV125の魅力を120%引き出す、究極のサスペンションの開発を進めてきた当社が出した回答がこのスペシャルショックユニットです。トラクション性能はもちろんのことV125の「片もち」と言う宿命の為に不足しがちな「サスペンションそのものの強さ」にも着目。ダンパー本体に使う「ロッド径」まで入念に設計・製作し性能の為に一切妥協も無いV125のためだけの専用設計SUPERSHOCKです。今までに多くのショックユニットを製作し、その豊富なノウハウで沢山の有名メーカーのショックもOEM生産する「R2社」とカメレンファクトリーが技術交流/共同開発した専用設計のSUPERSHOCKです。

本体は贅沢なアルミニウム合金からの削りだしで構成され安価なスチール製ショックとは根本的に違います。各部の形状や必要とされる強度はV125の為だけに設計されています。V125はショックの付け根にスペース的な余裕がなく、一般的な一体型別タンク設計が出来ません。そこで取り付けた時にあちこちに当たって問題になる「別体タンク」は高圧ホースでアブソーバー本体から切り離され、別の位置に着けれるように製作してあります。ガスの容量も大量に確保され、取り付け時のスペースの問題もクリアしました。

サスペンションの命はなんといってもその性能です。基本的な性能で路面の追従性を上げ、トラクションを稼ぐのがその使命なのです。しかしシチュエーションや乗り手により求められる特性は違ってきます。サーキット走行やレースシーンも視野に入れた設計のSUPERSHOCKSは高い基本性能プラス、ダイブ側(サスペンションが押し縮められる側)リバウンド側(縮んだサスが伸びる側)を細かに調整することが出来ます。調整範囲はダイブ/リバウンドどちら側も10段階です。たとえば高速コーナーが続くコースなどではダイブ側を強めに調整しておけば、Gがかかってサスペンションが押し縮められるまでの「時間」が延長され、縮みきる前にコーナーを抜ける事になるのです。これはソフト目の硬さのスプリングなのに底付きするのが防ぐ事が出来る訳で、硬いバネを用いて同じ事をやると、その他のシチュエーション時では、硬いバネが災いして跳ねてしまう事になります。

リバウンド側はその逆の縮みきってから戻るまでの時間を延長させます(正確にはダンパー作用が強くなる)スプリングにプリロード(リングを回して締めこんで最初からバネを縮ませる事)をかけた場合強くなったバネに比例して反発力も強くなってしまいます。プリロードをかけるだけでは硬くなったバネが戻るときに「ピョン!」と伸びてしまい、これがバイクが跳ねるという原因になります。リバウンド調整でバランスの取れたダンピングレートに調整し、バネを硬目に調整しても「ピョン!」と戻らないように出来、高いトラクションが期待できる様に出来ます。

ダイブ側調整用のダイヤル。別体タンクについている為変更は工具も要らず簡単に行えます。

リバウンド調整は本体下部のダイヤルを回して行います。

基本的な硬さはバネレートによって決定されます。カメレオンファクトリーでは妥協なしに、一つのバネですべての体重のユーザーさんをカバーすることは難しいという結論から、平均的なバネレートのコイルの他にオプションでハードタイプもご用意しました。 体重が80kgあたりの方やレースシーンなどでハードに攻めたいと言ったユーザーさんにはお勧めのオプションです。

もちろん本体上部のリングを回せば装着されているバネが圧縮されプリロードをかけることができます。これは基本セッティングで、1G(人が乗らずにバイクだけで立ってる状態)から人が乗った状態時にどのくらい沈み込むかを調整するものです。ある程度の調整範囲は有りますが、これを超えるようでしたらオプションのハードスプリングを用いて調整します。ダイブ/リバウンドはそれに合わせて調整してやるとよいわけです。また、粘りのあるサスペンションの動きはガス封入式ダンパーから生み出されます。路面の小さな凸凹は確実に吸収し、レーシングサスペンションでありながら快適な乗りごごちも兼ね備えているわけです。路面の継ぎ目などの走行時にその差を感じてもらえるものと思います。

ダンパーの構成パーツの中で重要なものが、右写真中央、スプリングの中に見えるダンパーロッドです。このロッドがダンパーの中に出たり入ったりしている訳で、サスペンションその物の強度が小さいと、転倒などで大きな力が加わったり、過度な凸凹道ばかり(山道を無理やり下るなど)を走ると、ここが曲がってしまいます。曲がると当然、ダンパーの中に入らなくなり、動かなくなってしまうのです。カメレオンファクトリーではこの大切な部品を14mmと言う太さで製作しました。当然、同じくらいのサスペンションが使うロッドより太く、強度も高くなります。OILシールに触れる面積が増大するので、シールの単位面積辺りの負担減にも貢献します。くわえてオリジナルの特殊コーティングを施し、動きに対する抵抗値を出来るだけ抑えるように製作されています。V125のためだけの究極のスペシャルリヤショックユニットなのです。

 アドレスV125専用 SUPERSHOCK 2008/新春発売

 品番 ASRR320 希望小売価格 ¥48000(税抜き)

高圧ガス封入式ですから絶対分解・改造はしないで下さい。大変危険です。


問い合わせが多いアドレスV125純正サイズオリジナルSPLウエイトローラーのラインナップは、

13g/14g/15g/16g/そして18gです! チューニングにリセッティングに御活用下さい。


徐々にベールを脱いだ画期的な「新世代の基礎チューニングパーツ」

これ一台でリミッターカット〜燃調〜点火時期/進角/遅角〜レブリミッター設定と思うがまま!!

やりたいことが自分で出来る「パフォーマンスサブコン

メガトン162KIT、そしてハイカムシャフトとアドレスV125の魅力を更に高めるアイテムをリリースしてきた当社が万を持して研究開発を続けてきたのが新世代のチューニングアイテム「サブコン」です。

いったいどんなものなのか??簡単に言うと、その名の通りの「サブ・コンピューター」で、ノーマルのECUにくっついて自分の思い通りにコンピューターを操ろうと言うものなのです。これからは4サイクル車が主流になり、しかも「キャブ」という物が環境対策や燃費、またはモアパワーの為に無くなっていき、代わって「インジックション」搭載のエンジンがどんどん増えてきます。このインジェクションはキャブの様に「メインジェット」を交換してセッティングなんて事は当然出来ず、エンジンチューンをして燃料セッティングが必要になった場合「電気的に」コンピューター等から指令をだして、燃料を沢山噴出すようにしなくてはなりません。

パフォーマンスサブコンは、ノーマルのECUの信号に割り込み、自分の思い通りの燃料量を「増量」させます。しかも右写真を見ていただいてもお分りのように「専用ソフトウエアー」が付属しており、お手持ちのパソコンにインストールすれば誰でも簡単に、感覚的にセッティングが出来る新しい発想のチューニングパーツです。(本体のみでも設定はできます)パソコンはお部屋の中のデスクトップでも大丈夫!手のひらサイズの本体(液晶表示部)がセパレート構造になっており、これだけワンタッチ防水カプラーで外れる構造になっています。カチッっと外してお部屋に持ち込めば後は専用のハーネスに繋いでデータをダウンロード!パフォーマンスサブコン本体にはなんと、燃調データが7つ、点火マップデータが4つ一度にインストールできます。更にパソコン上で作ったデータはパソコンに保存すれば、いくつでも作れ、その中の試したいデータを選んでダウンロードすればよいのです。自分で作れるデータは無限に試すことができます。  ノートパソコンをお持ちの方は更に便利に、たとえばサーキット場などで、チョイチョイとデータを書き換えて走行→評価と、メインジェット等を交換するのとは次元の違うセッティングが楽しめます。

パフォーマンスサブコンはレブリミッターを解除できる機能を持っています。作動させるとノーマルの9200rpm以上(V125)エンジンは回っていきます。しかしこのままだと不慮の事故で回転が上がりすぎた場合エンジンブローになりかねません!しかしパフォーマンスサブコンはレブリミット回転数を設定出来る機能が付いているので安心!(上写真)チューング車で「これ以上回転を上げたくない」って時には心強い機能です。設定は選んで押すだけで簡単です。

パフォーマンスサブコンは燃料の増量を「感覚的」に行えます。使いやすさを追求して開発された専用ソフトウエアーは入力した数字からグラフを作るのではなく、「グラフを直接書く」のです。グラフは一番下のまっ平らの時が「完全ノーマル燃料量」そこからグラフが盛り上がってる分だけ「増量」させます。さあ!カーソルでグラフをクリックしてマウスを動かして持ち上げて下さい!簡単にグラフが出来上がりますよ!(左写真は説明の為にわざと大きく動かしています)もちろんソフト画面下部の数値を直接入力してもOK!数字に連動してグラフは動きます。この機能を使い感覚的に増量したい回転数の所を増量したいだけ動かせば良いのです。グラフを一目見ればどの辺の回転でどのくらい増量してるか直ぐに解ります!エンジン回転はなんと500回転毎と細かく制御できます。増量幅は15段階です。今からチャレンジって方でも、今どうなってるか解りやすい様「視覚的」に理解できるソフトです。

さらに書ききれない位の便利機能満載!その一つが「参照データ」照合システム。これは画面右中の「参照データ」を開けて自分が比べたいデータと「今のデータ」を照合できると言う機能です。たとえば(上写真)今日自分で作った燃調MAPAと昨日作ったMAP@を画面に表示させて「どの辺がどの様に違うのか」簡単に比べられます。エンジンの状態と二つのデータを比較して「この辺は濃い方が調子いいな・・・」なんて解るのです。

さらに上級者用にとっておきの機能が「点火MAP」プログラムです。(右写真)よくいろんなメーカーの「CDI」が売られてますが、各メーカー間でどこが違うのかと言えば「点火MAP」が違うのです。簡単に言えば「何回転で点火時期をどのくらい進める(遅らす)かのプログラム」が違うのです。この辺は各メーカーの腕の見せ所。しかしパフォーマンスサブコンは本体内部になんと!「独自のCDI」を内臓しています。このCDIに指令を送るプログラムをなんと自分で作ることが出来るのです。早い話が入れる数値さえ解るならばどのメーカーのCDIも「そっくりに」できちゃう訳です。もちろんそれなりの知識は必要ですが、進角/遅角を自分でやって見たいと思う上級者の方には強力な武器になります。エンジンブローすれすれの過激な進角や、点火時期も設定可能です。もちろんMAPは全部で4つインストールできますが、パソコン上ではいくつ作っても保存可能で、燃調と同じく、試したいものを4つ選んでインストールすればよいのです。もちろん参照データ機能も使えますから比較も簡単にできます。さらに内臓CDIは火花がノーマルより強くなるよう設計されています。これだけでも力強い機能です。

写真製品/ソフトは開発中の物です実際の製品とは多少異なります。

アドレスV125専用 パフォーマンスサブコン

 CTS100  希望小売価格¥63000(税抜き)

まだまだ書ききれない程のパフォーマンスを秘めたパフォーマンスサブコンはフルコンに近い働きをします。これ一台でいろんな事ができるようになり、逆に言えばこれ一台あれば他は要らない事になります。

更に今回の「アドレスV125専用」のほかに「シグナスX用」や「エイプレーシング専用」も開発中!ご期待下さい!!


アドレスV125専用 フロントフォークスタビライザー 新発売!

ライディングのスタビリティを向上させる「走り」の為のアルミ削りだしパーツ

ただでさえ速いアドレスV125ですから、ついつい走りに気合が入ってしまいがちです。すでにいくつかのノーマル車の不満点を解消してきたカメレオンファクトリーが、当社の強力なブレーキシステムと同じ位お勧めしたいのが、この「パフォーマンススタビライザー」です。  その名の通り、ライディング時のスタビリティ向上の為のSPLパーツです。  素材は厳選されたアルミ合金から贅沢に削りだされた一品でフロントフォーククランプ部は縦に大き目の設計がなされています。これは取り付けたときにフロントカウル下から絶妙にクランプ部が見えるので高いドレスアップ効果が生まれ、さりげなく高機能をアピールできると言うもの。 全部で5つのパーツから構成されるスタビライザーは本来の役割である左右のボトムケースをしっかりと繋ぎ、ハードなライディングをしっかりサポート、ブレーキング時の安定化にも一役買います。

また、必要な大きさを確保しつつ、贅肉をそぎ落とした斬新なデザインは「角」から生まれる強度を生かし、それ自体で製品の強度向上に勤めています。  取り付けはいたって簡単、ただしノーマルのガイドフロントフォークブレーキホース(純正名です:ノーマルのブレーキホースを止めてる大きなステーの事)は取り外してください。

当スタビライザーは日本国内販売のアドレスV125専用に設計/製作した製品です。台湾製のV125には取り付けできません!!ご注意ください!

アドレスV125 パフォーマンススタビライザー

 STB009 希望小売価格¥14500(税抜き)


最強の「アドレスV125 メガトン162KIT」 好評発売中!サブコンもスタンバイ!

図太いトルクでグイグイ走る! V125究極のピストン径61mmボアアップKIT

たとえ1ccでも大きな排気量のほうがより大きなパワーを搾り出せます。この理念に沿って長い開発期間を経てついに登場した、大口径61mmのBIGピストンはフリクションを少なくする為の当社ノウハウが凝縮された設計で、特に高回転時に強くするために、ピストンリング(OILリング)部の設計にノーマル形状と違う独自の技術ノウハウを投入し、高負荷時のフリクションロスを極力減らす事に成功しました。            もちろん全体には最新のトレンド「ショートピストン」タイプ。無駄な贅肉をそぎ落とした直線的なピストンデザインは61mmという大きさにもかかわらず驚異的な軽さを実現しました。   ピストン裏面には当社オリジナルの証「CHAF」ロゴマークが入ります。
右写真の様に、オリジナルアルミシンダーは完全スリーブ化され、タフな使用にも抜群の耐久性を発揮します。更に万が一のトラブルのためにオーバーサイズピストン(61.5mm)も同時開発。スリーブ式のシリンダーの為、メッキシリンダーでは出来ない再ボーリングが可能です。
レースシーンに置いて「1ccでも排気量を稼ぎたい」方や、もちろんオーバーホール時にもボーリングしてオーバーサイズ
を使用すれば更に大きな排気量のフレッシュエンジンに仕上げることもできます。再使用出来ないメッキシリンダーと違いチューニング目的でもトラブル時でも「再加工」出来るのがスリーブ式の強みと安心な所です。

左のパワーグラフは当社開発中の「パフォーマンスサブコン」を組み込んだフルノーマル車両をリミッターカット(ノーマルは9000回転しか回りません)のみを行い約10000rpmまで回した物(点線)とメガトン162KITを組み込んだ同じ条件の車両です。(カムシャフトはノーマルを使用)カタログの馬力はエンジン出力ですが、パワーグラフは「後輪出力」つまり「実際にバイクがタイヤを回している力」を測定したものです。つまり実走に近いデータです。グラフをよく見るとエンジンは9000rpmを越えてもまだ滑らかにまわりつづけ急激なパワーの落ち込みもありません(ノーマル車両時)162KITの方は最高出力が約3馬力、トルクは3Nmも増えているのがわかります。パワーもさることながら、このトルクの大きさは4サイクル大排気量ならでは。街中でグイグイ走る原動力です。

当計測は気温30度時に行いました。したがって本来持っている馬力より少なく(冬場は大きく)計測値が出ています。また、ノーマル車両の燃調はもちろんありません。162KIT装着車両は当社パフォーマンスサブコン装着ですが使用した燃調マップはノーマルベースに全体に増量しただけです。したがって、きちんと燃調を取れば馬力は向上する余地を十分残しています。

ピストンKIT(オーバーサイズピストンKIT)/ガスケットSETだけの販売も、もちろんあります!                                              

メガトン162ピストンKIT(STD) 

品番M510P 希望小売価格¥14800(税抜き)

メガトン162ピストンKIT(オーバーサイズ) 

品番M510POS 希望小売価格¥15800(税抜き)

ノーマルヘット対応製品となっておりますので、ヘッドはそのままお使いいただけます。更に強力に馬力を上げる「パフォーマンスハイカムシャフト」も近日発売予定です。同時に装着すると高回転時のパワー特性が更に良くなり、全体的にもパワーUPします。パフォーマンスヘッド/パフォーマンスBIGスロットルも発売予定です。ご期待ください。

アドレスV125 メガトン162KIT

品番M510  希望小売価格¥34000(税抜き)

※当ボアアップKITを装着の場合燃料の調整が必ず必要になります。燃料調整を行わない場合、重大な故障の原因になりますので、必ず行ってください。燃料調整は市販の燃料増量が可能なコントローラーや、当社「パフォーマンスサブコン」(近日発売予定)にて行ってください。

※排気量が大きくなり原付2種登録が出来なくなる当ボアアップKITはレース専用部品です。取り付けや使用にあたってはすべて個人の責任において、定められた場所(サーキットなど)でご使用ください。なを、取り付けや使用/その他、当製品にかかわるトラブルには当社は一切責任を持ちません。またクレームの対象にもなりません。ご注意ください。


最新開発情報!  皆さんお待ちかねの「V125専用61mmボアアップピストン」公開!!

当社問い合わせでもっとも多い「V125のBIGサイズボアアップKIT」その開発状況は以前にもお伝えした通りですが、細かな開発、または改善を繰り返し、大変時間がかかってしまいました。  やはり気になるのはその「ボア径」なのですが排気量を決定付ける、そしてなんと言ってもパワーの源です。 先に発表した通り、当社ではスリーブ式シリンダーを採用し、ボア径は61mmとしました(オプションで61.5mmのオーバーサイズピストンも同時開発しました)万一のトラブル時やオーバーホール時に使い回しが出来るスリーブ式シリンダーは、お客様のノーマルシリンダーを加工しても製作可能で、個人でチューニングを楽しむユーザーさんには嬉しい「ピストン&スリーブSET」も発売予定です。内燃機屋さんに持ち込めば個人レベルでも製作可能です。

ピストンの裏には伝統のカメファクマーク「CHAF」の文字が輝きます。

上記写真でお分かりのように、最新のトレンドショートタイプデザインを採用し(テスト段階ではオーソドックスなピストンデザインでした)、ピストンにかかる力を解析、軽量化を考えて余計な贅肉はそぎ落とし、全体では最短距離で必要な力を伝える他社にはない直線的なデザインとした新設計ピストンです。

現在オリジナルスリーブ生産の最終段階に入っており、もうまもなく市販が始まる予定です。もちろん燃料調整は当社「サブコンピューター」で行います。こちらも最終段階でまもなく発売予定です。


V125専用レーシングサスペンション開発情報!  

ミニバイクレースに新しく出来たカテゴリー、いわゆる4サイクルスクーターによるレースは、大きく分けてアドレスV125派とシグナス派に分かれているようです。12インチでノーマルで2本サスのシグナスはサスペンション的に有利で輸入物をはじめ選択肢も多く有りました。  しかし対するV125は軽量コンパクトさが売りの割りにレースシーンでも有効に働くサスペンションがほとんど無く(エンジン自体が重いため従来の同じような車格の2サイクルスクーターのサスでは少々役不足)専用品の開発が期待されていました。  重いエンジンをサスペンションアームとして考え動かしていかないといけないスクーターのリヤショックはトラクション性能の追求などの問題と同時に、「一本サス」で多くの仕事をこなす高性能さが求められます。

リバウンド調節は28段階あり細かなセッティングが可能となりました。さらにロッドは特殊コーティング済み

サスペンション本来の動きを重視し、乗り手にあったセッティングを追及する為に体重が重い方を想定した(70キロ以上)ハードスプリングも開発しました。基本的なスプリングはプリロードではなくスプリング自体で設定するのが基本です。その後の微調整はもちろんプリロード機構を使って調整可能です。

そこでカメファクがはじき出した答えが多くの4輪メーカーや選手権でも採用されている「ガス封入式」のダンピングシステムです。OILショックとは比べ物にならない滑らかな動きと追従性のよさはぜひ欲しい所です。試作品は削りだしのボディーを採用しガス封入式で製作しましたが、V125のサス取り付け部の関係から大きなリザーバータンク(ガスの容量は多いほど良いのでサスから枝分かれしたタンクを付けます)が付けられないのです。大きなエアクリや泥除け内にある上部マウントには隙間がありません。仕方なく通常の封入式で製作しましたが、コレではダンピング側(押し縮める時に硬くなる)の調整が出来ません。リバウンド側のみの調整でも十分高性能なのですが、やはりレースシーンなどでは限界が試されます。妥協は許されません。そこで新たにサスヘットユニットを作りガスリザーバータンクを完全別体にしました。しかもここにダンピングの調整を設定できますから伸び/縮み側とも調節可能となります。気になるスペースの問題も最小限の穴を開けるだけで写真のように他の場所に移設可能ですから調整も楽々です。

現在大手サスペンション専門メーカーと共同開発中です。もちろんスペシャルフロントファークも同時進行中です。V125でかっとんでる皆さん!ご期待くださいね!


カメファク開発情報!  ついにベールを脱いだアドレスV125専用「サブコンピュータ」システム!

カメレオンファクトリーエレクトロニクスが次世代のインジェクション車の為に出した「回答」がRCDIや調整式RCDIを「超えた」すべての数値的な物を「コントロール」してしまう「サブコンピューターシステム」です。 車両に取り付けるだけで色々な事ができるようになり、今まで「コレを変えたい」「あれもやりたい」と言ってた物が簡単にしかも分かりやすく出来るようになります。

では具体的に何が出来るかをここで少しだけ紹介しましょう。まずは@レブリミッターの解除A燃料調整が細かく設定可能Bもちろん完全「増量」Cなんと点火時期の変更も自由自在Dオリジナルマップの作成Eなんと表示部は液晶パネル・・・・と数え上げたらきりが無い画期的な商品です。レースシーンから、ハイパワーストリートチューン車までコレひとつでV125ライフが大きく変わるサブコンは高性能マイコンを搭載し性能的にはほぼフルコンに近い働きをします。

現在テスト車両に取り付けてたくさんのシチュエーションテストを積み重ねています。もちろん発売予定のボアアップKIT(ピストン径は61mm/オバーサイズ対応のスリーブ式)やハイカムシャフトとの相性やセッテイングも順調に消化しています。もうすこししたら皆さんにもっと沢山の情報を提供できると思っています。V125フリークの皆さん!ご期待ください。


更なるバージョンUP!    パフォーマンスギヤU アドレスV125専用          

人気のアドレスV125用パフォーマンスギヤがバージョンアップしました。 人気のGTチューン等を特に有利に生かせるよう高速の伸びを更にUPさせた新型ギヤKITです。 具体的な変更点はギヤ本体の構成と歯形構造(寸法/クリアランス)で、従来の物よりギヤなり等を低減させました。加えて変更ギヤ比により新型は高速域をさらにUPさせます。ノーマル車に組み込んでもスタート時のタルさはほとんど感じる事無く、低速域の余剰馬力をぎりぎりまで使い切ります。具体的には発進の一瞬を除き直ぐに「伸びる」特性になりますから、わずか100m先ではノーマル車と比べより高い速度域に入り、最高速の向上が大いに期待できます。

ギヤ比はノーマル車8.078   旧ギヤKIT7.590

新型ギヤは 7.466 (いずれも二次減速比です。)

パフォーマンスギヤU

アドレスV125

品番 GA022  メーカー希望小売価格 ¥19000(税抜き)

※本品はレース専用部品です。


クランク室内のブローバイガスを抜いてエンジン内の負荷を減らす「ブリーザーKIT」です!

そもそもブローバイガスとは、エンジンが動いている時にピストンとシリンダーのわずかなすき間から漏れた未燃焼ガスの事を言います。これは一度燃えた排気ガスと違いマフラーから排出されないため、クランクケース内部にたまり、オイルの劣化(酸化等)や最悪内部の金属部分が痛む(腐食)事もあると言います。ノーマルのV125の場合、このガスをエンジン内からエアクリーナーBOXに戻し、再びシリンダー内に送り込んで燃やすブローバイ還元方式をとっていますがエンジン内のブローバイガスは一部オイルを巻き上げます。気液分離室(ガスと油分を分離させる所)を通りますが完全と言う訳でなく、エアクリーナーボックスに一部油分を含んだガスが流れ込んで、走行後の再始動性が悪くなったりエアクリーナーエレメントの汚れを助長するの事もあります。


さらに4サイクルエンジンはピストンが上死点から下死点に下がる時にもかなりの圧力が発生します。このときにクランクケース内の圧力 が高くなりピストンの動きを妨げることになりますので、ブローバイガスがあまり多く溜まっていると、パワーロスになります。 クランクケース圧力によるパワーロスは高回転では無視できないほどのもので、高回転(10000rpm以上) エンジンでは数馬力に相当するとも言われていす。排気量の大きなの4輪の市販エンジンではまださほど重視されていませんが、最近の2輪のSSエンジンではこのピストン下降 に伴うクランクケース内圧力変動についてはかなり慎重に設計される傾向にあります。

そこでもともと付いているブリーザー系統とは別にもう一系統、クランク室からブローバイガスを積極的に抜いてやろうと言うのが「パフォーマンスブリーザーKIT」です。

取り付けは簡単!4サイクルOILを入れる注入口のキャップを外し、KITの物と交換するだけです。本体はアルミ削りだしで、ブルーアルマイト処理が施されています。これだけでも目立ち度抜群!ドレスUPパーツとしてもお勧めです!

お次はブリーザーホースをつないでバンドで締めます。ホースはお好きな所に処理します。エンジンをかけるとホースの先からガスが出てきます。ちゃんと負荷を減らしてくれてるのを実感できますよ。

エンジン内のブローバイガスは一部オイルを巻き上げますから、気液分離室(ガスと油分を分離させるところ)に似た働きを持つ「トラップエリア」が必要となります。これが無いと一部オイルも一緒に噴出してしまいます。「パフォーマンスブリーザーKIT」は内部が中空となっており、ブローバイガスはエンジン側面と本体の間で挟まれ、さらに本体側面の穴からKITの中に入り、そこから更にホースへと導かれる様「トラップエリア」を設けました。この間にガスのOIL分などが何度も壁に当たる事になり、気液分離室に似た効果を発揮します。

さらにV125のOILチェックをまめにしている方ならお気づきと思いますが、ノーマルのキャップにはOILレベルゲージが付いています。これでOILの量を確認する訳ですが、パフォーマンスブリーザーKIT本体は左写真の様な形状になっており、純正キャップ同様、OILレベルチエックが出来る構造になっています。

パフォーマンスブリーザーKIT

アドレスV125

品番 PB301  メーカー希望小売価格 ¥4800(税抜き)

※本品はレース専用部品です。


アドレスV125にプーリーをつけたらベルトが剥離してしまった!こんな方に正しい情報です。

悲しい事にせっかくプーリーKITをつけても「ベルトが直ぐにおかしくなる」等の症状で当社に問い合わせを頂く事があります。メタルの焼きつきや、リヤのトルクカムのセンタースプリングのカギ状の引っ掛けを入れる「穴」の位置を間違って組んでしまったりと(最後までキックバックしなくなります)、幾つかの問題もありましたが基本的な原因はプーリーやカム、またはシーブにあるのではなく、残された部品「リヤ側のフィクストドリブン」の、もともとの形状(性能)にあります。

フィクストドリブンとはトルクカムと組み合わされる「オス側」の部品の事です。

左の写真はアドレスV125のノーマル(純正)のドリブンです。Vベルトは外側(低速側)から中心部(内側/高速側)に向かってズレながら食い込んでいきます。こうなる事で変速比が変わりスピードが上がっていく仕組みです。 しかし写真を良く見て下さい。右の写真と比べてドリブンの中心近くまでベルトが「当たってズレて行く面」がありません!ココが問題!

左の写真は当社「パフォーマンスフィクストドリブン」です。

「ベルトが当たってズレて行く面」がセンター部近くまで延長されています。実は市販の殆どのスクーターは「最初からこの位に製作されています」アドレスV125だけが著しく少なく設計されていて、ノーマルより少しでも大きなプーリーなどで変速比をワイドにしたら「ベルトがズレて当たる面」が全く足りなくなってしまうのです! しかしパフォーマンスフィクストドリブンなら大丈夫!Vベルトに綺麗に当たって高速側(中心側)まで変速します。

では実際に「ベルトが剥離した」ケースを見てみましょう。左の写真は分かり易くするためにベルトを切断し、断面が見える様にしたものです。プーリーが大きくなって変速比が上がるとVベルトはその分大きく純正のフィクストドリブンの中心側に食い込んでいきます。しかし純正のフィクストドリブンは中心部近くまでベルトを挟みつける「面」が有りません。しかも奥側は逆になってる為ベルトは殆どグリップできません。

そのままで走行していると片面(写真で言うと上側のトルクカムの面)だけでグリップさせてる事になり、Vベルトの負担が大きくなり、そのうち写真の様に「ドリブンの角」で剥離がはじまります。

右の写真はトルクカムを外してノーマルの「フィクストドリブン」が良く見える様にしたものです。Vベルトは正しくグリップしていると大変強靭な物ですが、トラブルその他でスリップを起こすと大変もろい一面もあります。写真の様に走行を続けると剥離部が大きくなってきて、何かの弾みで(良くあるのはキックバックした後の再加速時)内側のゴムが外れて行きます。

これが「プーリーをつけたらベルトが剥離した」のメカニズムです。たとえ当社製品でなくても「ワイドレンジ」にした駆動系には必ず襲い掛かる事です。

そして左の写真は「パフォーマンスフィクストドリブン」を上記と同じ様に見た所です。ご覧の様にドリブン中心側まで延長された「フェイス面」のお陰でVベルトは低速(外側)から高速(中心側)まで綺麗に「フェイス面」にはさみつけられ、いくら走っても剥離することはありません。

たとえば当社「パフォーマンスプーリーKIT」と「パフォーマンスシーブ」を同時に取り付けた「超ワイドレンジ仕様」でも大丈夫。Vベルトの両面は最後まで綺麗に挟まれますから、安心して高速走行が楽しめます。当社ではプーリーKITやシーブ装着車には必ず組み込んで下さいますようご案内させていただいてます。

もう一つ重要な事は「純正Vベルト」自体にも長さにムラがあり当社が保有する最も短い純正で723mm一番長い物で735mm(その差は12mmにもなります!皆さんも一度測ってみてください)当然短い方がドリブン側に食い込み易いですから、同じようにプーリーを付けた方でもベルトの症状に差が出るのはこの為です。このようにVベルトにトラブルが出た方も、当社プーリーやシーブ、またはトルクカムには問題ございませんので安心してご使用ください。(使用にはパフォーマンスフィクストドリブンを必ず組み込んで下さい)

駆動系のチューニングには正しい知識と経験が必要です。当HPはある程度の知識がある方を前提として公開しております。少しでも分からない方は専門店や信頼の置けるチューニング専門店もしくは当社までご相談ください。

パフォーマンスフィクストドリブン

 品番 PFD 006  メーカー希望小売価格                 ¥12500(税抜き)


リーズナブル!/高性能! コストパフォーマンスを追及して生まれた「インジェクションコントローラー」

デスチャージインジェクションのアドレスV125は、燃料調整の為の各種センサーが車や上級バイク(250cc)などに比べて少なく、CPUで処理する情報も少なくなっています。基本的な125cc単気筒4サイクルエンジンですから、これでも十分に制御ができるわけです。

この、センサー類が少なく情報処理量が少ないアドレスV125の「燃調」を任意に調整できる「インジェクションコントローラー」を開発いたしました。

マフラー取り付け車やエアクリーナーを交換した車両のリセッティング、または新車時から有る車両自体の固体差などの微調整に活躍が期待できます!

基本的なコントロール性能を損なわず、かと言って高額な物に成らない用に「必要の物」だけを厳選し、設計を行いました。設計していった基盤には12段階に調節が出切るスイッチが組み込まれています。 基本的にはノーマルのインジェクター自体、調整できる範囲に限りがありますので、切り換えができるスイッチは、これ以上でも以下でもバランスが悪いのです。

ドライバーなどを使わなくてもワンタッチで切り替えができるスイッチはノーマル車両で3〜5を中心にmin→薄くmax→濃位い目に調整できます。空燃比的にはスイッチ一つで約0.2位の変化があります。

さらに本体と配線部はセパレート構造になっていますので取り付け時は、配線だけを先に取り付けて、後からお好きな位置に本体を取り付けできます。

アドレスV125用 

パフォーマンスインジェクションコントローラー

品番 PIC008 メーカー希望小売価格 ¥12000(税抜き)


余剰パワーを使い切り最高速UP!「パフォーマンスギヤ」

上写真:上段がノーマルギヤ下段がパフォーマンスギヤ

エンジン回転に対し「レブリミッター装置」がついているアドレスV125は最高速を上げようとした場合、エンジン回転を上げてスピードを稼ぐ方法が取れません。そこで@プーリー/シーブの変速比を上げて(ワイドレンジ化→5速ギヤに6速を追加するような感じ)エンジン回転はそのままでも最高速を上げる方法と、Aファイナルギヤを「ハイギヤ化」して機械的に最高速を上げる方法があります。両者の違いは変速機の変速率を変えるプーリーはノーマルノ加速そのものを犠牲にしませんがギヤの場合は機械的にハイレシオに固定される訳ですから、同じ回転の時にリヤタイヤの回転数が上がる分、パワーを消費する(加速が悪くなる)事になります。しかしこれはあくまで「理論上」の話で、実際エンジンには「余剰パワー」と言う物が多かれ少なかれ存在しているのでココに目をつけます。

その「余剰パワー」の範囲内にギヤ比を設定した場合、違いは0発進の瞬間位で、走り出すと殆ど差を感じません。実際の一つの実験データで「ノーマル車両が止まっている状態から時速90KM/h出る距離」その距離をHYギヤ装着車で走った場合、同じ地点では約5KM/hUPしていました。もちろんそれ以上スピードは出ますが、その位の距離が一番体感し易いですし約○○パーセントUPと言う表示より分かりやすいかと思います。(ギヤ比は2.875です)駆動系から見ると、ノーマルではクラッチアウターが約8回転と1/4でリヤタイヤが一回転しますが、パフォーマンスキヤは約7回転と1/2でリヤタイヤが一回転します。 逆にツーリング等では同じスピードで走っても回転数は低い事に成りますから燃費の向上が大いに期待できます。

アドレスV125用 パフォーマンスギヤ

※現在当商品は生産を終了しています。2007年2月マイナーチェンジして更に性能UPした「パフォーマンスギヤU」を新発売しました。


問い合わせNO1!「アドレスV125メガトン150KIT」開発情報

当社問い合わせで最も多いのが「アドレスV125のボアアップKITはありますか?」です。

アドレスV125はもともと50cc並みの軽量ボディーにパワフル4サイクルエンジンを積んだ快速ランナーですが、それに慣れてしまえば、人間「もっと速くならないかな」の欲求が沸いてきます。実はカメレオンファクトリーではアドレスV125の車体を一度バラバラにして色んな所を見ていた時から、ボアアップの計画は始まっていました。ノーマルヘット対応の異型専用ピストンを製作し排気量を上げます。今の段階では正確なボア径の公表は出来ませんが、とりあえず製品はこんな感じです。

ご存知かと思いますがアドレスV125のシリンダーは「アルミシリンダー」です。しかもスリーブは無くて、いわゆるメッキスリーブなんです。このままではもちろんボアアップの為のボーリング加工など出来ませんし、量産化にはコストもかかりそうです。

そこで左の写真を見てもお分かりの様に、カメファクでは製品をスリーブタイプのアルミシリンダーを採用する事により、コスト、耐久性、更には万一の時の再加工も(オーバーサイズ加工)出来る様に開発し、ただ今当社「謎の実験号」に組み込んで走行距離を稼いでいます。

かなりの距離を走り、そこから一度ばらして検品してから次のステップに入りますから、発売時期や価格などはまだ発表できませんが今のところこんな感じです。

V125フリークのみなさんもう少し待っててくださいね。


高回転まで気持ちよく回したい!「アドレスV125ハイカムシャフト」開発中!

2サイクルエンジンは「ポートタイミング」を変更する事により基本的にエンジン回転数を上昇させる事ができます。しかし4サイクルエンジンはポートといってもバルブから出た排気ガスの通り道で2サイクルとは構造が違います。4サイクルエンジンは何と言っても「カムシャフト」がエンジン特性の殆どを決めます。このカムをハイリフト化チューンすることが高回転高出力化に繋がるスタンダードな手法で、早い話が「そんな形のカムシャフトを作る」事なんです。  こう書くと簡単そうに感じますが、実際の製作には実測(ノーマルカムの性能を数字的に測る)から複雑な計算と実際に組み込んでのフィーリングその他で製品を仕上げて行くのです。とても大変。

ハイリフト化というのはバルブを押し下げる量(リフト量)を大きくする事で、こうする事でなるべく長い時間バルブを開き、新気を吸わせようとするものです。沢山の新気ガスが燃焼室に入ればそれだけパワーがでます。それから4サイクルエンジンには「オーバーラップ」と言う難しい事があります。(これの説明はとても簡単にできませんから興味のある人は専門書で調べて下さいね)このオーバーラップの度合いを決めるのも「カムシャフト」の役割になります。バルブが開くタイミング、オーバーラップ、リフト量と複雑な役割を、卵のようなあの形ですべて補っているわけです。

カメレオンファクトリーではアドレスV125のカムを複数製作し、組み付け→セッティング→走行→分解→評価を繰り返しています。写真右側が走行後の物、写真左側はなかなか見られない、熱処理が行われていない製作途中の物です。全てのカムが少しずつ違う形をしています。無限と言った形が有る中から最適を見つける作業なのです。

まだまだ時間がかかりますが皆さん待っててくださいね。 

最後にアドレスV125のカムシャフト交換作業についてですが、なんと!外装を外すくらいでエンジンを下ろさなくても(スタンドを上げた状態で)出来ます!作業ができる方は割と楽ですよ。


本物の材質あってこその「パフォーマンスBIGフローティングディスクKIT」

近年騒がれている社会問題に「アスベスト被害」と言う物があります。このアスベストとは平たく言えば「石綿」の事で、オートバイの部品では「ブレーキパット」などに使われていました。今は「メタル系」とか「ノンアスベスト系」とかの物しか(法律上)作られなくなりましたが、実はブレーキパットで一番良く効く(良く止まる)のがアスベストなんです。  もちろん今となっては健康が第一でアスベスト系パットなどありません。そこでストッピングパワーを上げる為に注目したのが「ブレーキディスクの大径化」しかも、ただ大きくするだけでは意味がないので使用するディスク板の中で「もっとも摩擦抵抗値」が大きな「鋳鉄」をインナー部にアルミを使いフローティングマウントしたのが「パフォーマンスBIGフローティングディスクKIT」です。

アドレスV125は10インチホイールですから、キャリパーの位置関係から限界最大径200mmのディスク板にキャリパーを取り付けるための一体式のアルミ削り出しキャリパーサポート(ゴールドアルマイト加工済み)が付いたSETです。 大口径のディスク板には効率よくダストをかき出すオリジナル「三角穴」が配列されておりと鋳鉄の摩擦抵抗と合わせて、強力にストッピングパワーを増大させます。 エンジンチューニングで最高速が大きく伸びたマシンなどの制動力不足などを解消し、安全な高速走行をサポートします。

製品には(写真の様に)鋳鉄部にメッキが施してあります。これは大変錆び易い鋳鉄を「お客さんの手元まで」美しくお届けするためであり、使用するとメッキが擦れてなくなる事で初めて高い制動力が得られます。

 パフォーマンスBIGフローティングディスクKIT

  品番 BD302 メーカー希望小売価格 ¥26000(税抜き)


アドレスV125専用設計!アルミ削り出しパフォーマンス倒立リヤショックユニット

アドレスV125のリヤショック(純正)の長さ320mmと同じ長さで専用に製作したのが「パフォーマンス倒立リヤショックユニット」です。 軽量強化タイプでバネレートはノーマルよりも高く設定してあり、80km/h以上での走行時でも不安の無い設定となっています。もちろん街中でも十分使えるように味付けされています。基本的にはノーマルよりも強化タイプです。

取り付けは純正同様でOK。全長がノーマルと同じなのでキャスターアングルやエンジン傾斜角など車体に対しての影響がなく、同じフィーリングで強化タイプになります。

さらにアドレスV125用のみ「専用色」となり、ガンメタリック/チタンブルーのアルマイトカラーとなります。走りと、ルックスにこだわる方に  (品番)ASAS320 メーカー希望小売価格¥15500(税抜き)