出足を良くして、さらに最高速をUPさせるワイドレンジハイスピードプーリーです。
PCX125(フレームNOJF28モデル)に対応します。
PCXの駆動系チューニングでキモとなるプーリーKITを直径をワイドにノーマルとは比べ物にならない大きさで設計/製作しました。
BIGサイズのプーリーは「変速幅が大きい」事を示します。勿論スタート時にベルトが掛かる位置もノーマルよりやや内側なるように設計してありますので出足も向上します。
専用のセンターボスは「DLCセンターボス」を採用しています。
(diamond−likeーcarbon)フリクション削減の最終兵器と言われF1やフォーミュラーニッポンのマシンなどにも広く採用されてる薄さ1ミクロンの超硬質/低フリクションコーティングです。
その摩擦特性はOILレスでも潤滑可能な位といわれ、ドライメタルのプーリーとあわせることで、スムーズで低フリクションさらに耐久性も向上します。
合わせてスライドピースの材質も変更、グラス成分を今までより増やすことで熱に対する耐久性がより向上しました。
また特殊な組み方でDLCセンターボスを使わずにノーマルセンターボスを使った場合、変速比をマイナス側(いわゆる発進時にベルトがある位置)に大きくずらす事もできます。
この場合プーリー表面からのボスの飛び出し量は約2mmも長くなります。
チューニングにより発進時にベルトのかかりをもっと下げたい方などに有効なセットUP法です。 勿論この場合でもワイドレンジプーリーはノーマルより2mm位ならその分多く変速させることが可能です。ローラーなどのセットUPにもよりますが最終的に変速させきる事も可能です。
(基本はDLCセンターボスでのセットUPです。あくまでもチューニングやセッティングの一環としての説明です)
バックプレートはフッ素樹脂加工済みオリジナル形状でローラーとの接地角度などはオリジナルデータより製作されています。
軽量化と廃熱の為にオーバルホール肉抜き加工されています。
ローラーなどとの初期のなじみをよくして動きをよくします。
DLCセンターボスとテフロンバックプレートなどトータルで、出足/加速感/最高速ともに向上させるのに貢献します。
プーリーのサイドシェイプは軽量化のため肉抜きがされ、スライドピースのガイドタワーのみが変速幅分作り込まれます。軽い物は回転の慣性力を受けにくくなります。プーリーフェイスの角度は当社の色々なノウハウから設定されておりノーマル車に取り付けただけでも大きく変速幅を伸ばし、最高速を大きく向上させます。
このプーリーは最高速付近に少し余裕を持って設計されていますが、別売のBIGパフォーマンスシーブを使えばその余裕分も全て使い切る事が出来ます。
(リミッターカットをしなくても取り付けるだけで5〜10km/h最高速が向上します。たとえシーブを使わなくても十分スピードUPしますがシーブ併用で10〜15km/h程最高速が向上します)
これはノーマルのシーブとの組み合わせで、プーリーの直径までベルトが上がるとノーマルシーブからはみ出してしまうので、安全な設計になっている物です。
ボアアップ車のようなパワーUPしたような車両にシーブはお勧めです逆にノーマルプーリーにシーブだけ装着でも最高速は向上します。
オリジナルのローラーウェイブ断面形状はPCXのパワー特性を考えたものです。
ウエイトローラーも色々な重さをスタンバイしていますので、マフラー交換や各種チューニングによる変速タイミングの変更も簡単に出来ます。
オリジナルCHAMELEONロゴ入りです。
※当製品はレース用です。
取り付け後の使用はすべてお客様の責任になります。
駆動系パーツは正しい知識がないと大きなトラブルの原因になり大変危険です。 十分な知識がない方は取り付けを行わないで下さい。必ず信頼の置けるお店に依頼してください。
※最高速向上のの数値はは当社車両で行ったものです。
(テスターの体重は60kgです。)
ダイナモ上での負荷テストと公道でのテストなどを行い全てのデータから算出した物です。
リミッターカットしたマシンはエンジン回転そのものが高くなるのでプーリーだけでも最高速は更に上がる傾向になります。
またボアアップ車両もエンジンが駆動系を回しきるのでプーリーやシーブをつけた車両の場合、ノーマル車両に比べて最高速が向上します。
また最高速は、トルクカムの「開きストローク」にも関連しています。
当社のパフォーマンストルクカムはノーマルより、大きくストロークしますしたがってノーマルでは開かない所までカムが開くのでベルトが多く変速でき、その分最高速が向上しますが、純正や他社の物で開きのストローク量が当社より少ない場合はプーリーが大きくても全て変速できませんのでその分最高速は減っていきます。
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